・成長するためにお手本にする人を見つけたい
・お手本にする人を見つけたいけど、みんな忙しく活動していて違いが分からない
・月末に忙しい人ほどストイックでカッコよく見えるけど。。
その分野で成長する上で最も大事なのが、良いお手本を見つけることです。
お手本にする人を間違えてしまうと、頑張っているのに成果が出ないという状況に陥ってしまうなんてことも。
この記事では営業マンとして成長するために、お手本にする人の見つけ方を紹介します。
もし身近に月末に忙しく活動している人しかいない会社なら、スキルアップが出来ずに、あなたも仕事ができない営業マンになってしまいます。
定年退職までの年齢を延長する動きがあるなか、働く環境はとても重要。
人生を豊かに過ごすためには、転職をして環境自体を変えることも考えましょう。
\ 内定獲得率は驚異の90% /
営業マンが月末に忙しい理由とは
営業マンが忙しいのは、売上ノルマ達成のため
月単位で割り当てられることが多い売上ノルマ。
月が変われば、新しい売上ノルマを達成するために忙しく活動します。
売上ノルマへの考え方は、会社によって異なります。
しかし多くの場合、毎月の売上ノルマ達成が評価につながるため、月単位の売上をシビアに追う必要があります。
月末は請求書や経費精算など社内業務が増える
営業マンは主に外回りなど、会社の外で売上につながる活動をすることで、案件を獲得します。
しかし、提案書や見積書の作成、上司への報告、電車・駐車場代などの経費精算など、社内で行う業務も多くあります。
提案活動以外にも会社の外と中で対応すべき業務があり、就業時間内で行うために忙しくなってしまうのです。
営業マンの「忙しい」にも種類がある
営業マンは毎月課せられた売上ノルマを達成するために日々活動しますが、人によって1ヶ月の中で忙しくしているタイミングが異なります。
この忙しく活動しているタイミングの違いを理解すると、お手本にすべき人を間違えずに見つけることができます。
1ヶ月全体通して忙しくしているタイプ
仕事が「とてもできる人」か「全くできない人」の両極端がいるよ!
- 仕事ができるため、上司から任せられている仕事量が多く、処理しきれずに忙しい
- 仕事の効率が悪く、いつも忙しい
この場合の見分け方は、月のノルマや売上に大きく差がある場合がほとんどなので、ノルマや売上の高い人を選ぶことをおすすめします。
この場合の見分け方は、月の売上ノルマや売上実績に大きく差がある場合が多いので、売上ノルマや売上実績の高い人を選ぶのがおすすめ。
しかし毎日忙しく活動しているため、人の教育やアドバイスまで手が回らない場合も多いので、気をつけましょう。
月初に忙しくしているタイプ
おすすめのお手本タイプだね!
月初に活動のピークを持ってきている人は、売上ノルマを日割りで進捗管理できている場合が多いです。
日割りの進捗管理を行うと、達成度合いを細かく確認できるため、売上が悪い場合でも現状を把握しやすく、すぐに軌道修正を行うことができます。
早い段階で軌道修正を行えば、修正案を考えたり活動に使える日数を確保することができるため、やみくもに立てた修正案と比べ、状況改善できる可能性が高くなります。
また売上ノルマの進捗率が良ければ、むやみに売上を取りにいかず、取引先との関係構築の時間に使ったり、翌月以降の営業活動を行うことができます。
この行動こそ、安定した売上を作る重要なポイントです。
月の真ん中に忙しくしているタイプ
経験や感覚で活動している人に多いよ!
進捗管理ではなく、感覚で実績管理をしているため、日が進むにつれて、月末の最終売上見込みが見えてくることで、自分の売上ノルマの達成度合いを把握します。
最終の売上見込みが悪い場合、焦って行動し始めるため忙しくなります。
最終の売上見込みが見えてくる時期に焦っても、月末までに残された活動日数が少なく、良い結果につながりません。
真の原因もわからないまま修正案を立てても、成功する可能性は極めて低いです。
また残された日数で売上の回復を目指すため、オーバーワーク気味で行動することになり、月の真ん中から月末にかけて、とても忙しくなります。
月末に忙しくしているタイプ
行動パターンを把握できていない「新人」に多いタイプだね!
売上ノルマの進捗管理以前に、売上実績を獲得するための1ヶ月間の行動パターンを把握する必要があります。
売上が足りないからと、月末から慌てて活動し始めては何をしても無駄です。
人間関係で、その場しのぎの売上実績を作れたとしても、月末に無理して売上を獲得したツケが翌月にまわって、再度苦しむことになり、負のスパイラルに陥ります。
忙しい月末でも余裕がある営業マンの特徴
月末は売上獲得の活動に加えて、請求書や経費精算など社内業務が増え、忙しくなりがち。
しかし忙しくなりやすい月末でも、余力を残しながら活動している営業マンも存在します。
月末でも余裕がある営業マンってどんな人?
毎月の全体の流れを把握している
業務には日常的に行う業務の「ルーティンワーク」と、突発的に発生する業務の「イレギュラー対応」があります。
突発的に発生する業務内容を予測し準備をすることは困難ですが、日常的に行う業務であれば準備することができるはず。
日常的に発生する業務の
- 種類は何か
- 期日はいつまでか
を整理することで全体の流れを把握できます。
全体の流れを把握できると、作業時間を確保したり、前もって作業を進めておくなど、余力を残しながら日々の業務に臨むことができます。
社内のコミュニケーションを大切にしている
仕事ができる営業マンは、どんなに忙しくても日々のコミュニケーションは怠りません。
組織で働く以上、人との関わりはあります。
いくら忙しいからといってイライラしたり、周囲に威圧的な態度をとっていると、周りの人が近寄りにくくなり孤立してしまいます。
コミュニケーションが取れていると「何か手伝おうか?」と気にかけてくれる人もいるよ!
お願いの仕方が上手
営業マンは顧客を抱えているため、状況によって突発的な業務というものが発生します。
突発的な業務が発生した場合、予定していた業務の対応ができなくなることも。
予定の期日が重なった場合、どちらかの対応を他の人にお願いすることになります。
他の人に対応をお願いする場合、依頼内容に抜けや漏れがあると、対応をお願いした人からの確認が発生し、自分で対応する以上の負担がかかります。
また別の機会に対応をお願いしたくても、苦労した経験があると快く引き受けてくれなくなります。
忙しい時こそ内容を明確に伝達することが大切だね!
仕事ができる営業マンの1ヶ月の過ごし方
営業マンで安定的な売上を取れている人は、1ヶ月間の行動パターンを把握している人です。
行動パターンを把握しているから、前もって準備することができるのです。
また、自分の中に3ヶ月から半年先までの売上シュミレーションを持っていて、そのシュミレーションと実際の売上進捗を照らし合わせて行動します。
問題が発生したら早めに軌道修正を行ない、シュミレーションの範囲内に戻していきます。
このように目安をもっていれば、売上実績のブレを少なくすることができます。
また軌道修正をする場合に、主力で考えていた顧客で売り伸ばせる見込みが低ければ、注力する顧客を変えたり、新規案件の獲得にパワーシフトするなど、臨機応変に対応します。
この柔軟な対応こそが、できる営業マンの強さの秘訣なのです。
\ 内定獲得率は驚異の90% /
忙しい月末を過ごす営業マンばかりいる会社の特徴
毎月の売上ノルマが高すぎる
毎月の売上ノルマが高い場合は、経営層の要求と実力値が、かけ離れていることが原因。
経営層の要求に応えられない状況が続くと、昇進どころか評価そのものを悪くする場合があります。
売上ノルマを達成できなかった場合の罰則が大きい
売上ノルマ未達成の罰則が大きい場合、日々の営業活動の原動力は怒られたくないという気持ち。
恐怖との戦いや、プレッシャーで精神的に辛くなります。
何としても達成したいという気持ちから、ハードワークや残業が増える傾向にあります。
仕事ができない営業マンが多い
仕事ができない営業マンが多い場合は、身近にお手本になる人を作れません。
お手本になる人がいないと、自己成長につなげにくく大きなスキルアップは望めません。
代わりに読書やオンライン学習などでスキルアップを図ることになります。
売上ノルマの罰則が大きかったり、お手本になる人がいない場合、良い労働環境とは言えません。
業況の改善を試みても、会社の社風や方針を個人で変えることはできません。
会社や他人を変えるのは難しい。。
むしろ自身の立場や評価を悪くするので、会社と戦うことはやめましょう。
月末が一番忙しい会社は今すぐ脱出するべき
自己成長には身近にお手本となる人の存在が重要です。
「質問しやすいから」「親切だから」という理由では、お手本にする人を見誤り成長できないなんてことも。
1ヶ月の中でも月初に忙しく活動している営業マンをお手本にすることを、おすすめします。
- 仕事ができない営業マンが多い
- 売上ノルマに対する罰則が大きい
もし月末に忙しく活動している営業マンしかいない会社なら、自己成長できずに、あなたもダメな営業マンになってしまします。
会社の社風や方針を個人で変えることはできません。
改善しようとしても、むしろ自身の立場や評価を悪くするので、会社と戦うことはやめましょう。
長い社会人生を豊かにするために、会社や他人を変える努力をするのではなく、転職をして環境そのものを変えるようにしましょう。
\ 内定獲得率は驚異の90% /