新社会人になり新人研修で必ず学ぶビジネスフレームワークと言っても過言ではない5W1H。
なぜ一番初めに学ぶのでしょうか。
その答えは仕事の進め方と密接な関係があったからです。
5W1Hをしっかり理解して、ミスを減らし効率的に仕事をしていきましょう!
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5W1Hとは
When(いつ)、Who(誰が)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)
How(どのように)
の頭文字からなるビジネスフレームワークのこと。
5W1Hが基本と言われる理由
チームでプロジェクトを進める上で、アウトプットを出すまでの過程が明確になっているかどうかで、アウトプットの質が決まると言っても過言ではありません。
企画段階で良いアイディアだったとしても、実際に行動にうつせなかったり、行動しても同じ作業を複数人で行ってしまったなど、ロスが生じてしまっては意味がありません。
また、自分で立案した企画を上司に認めてもらう場合や、部下に指示事項を与える場合も同じく曖昧なまま伝わってしまい、結果としてアウトプットが出ないというケースも多くあります。
そんな時に、この5W1Hを使うと情報をわかりやすく整理することができます。
5W1Hの使い方
When
- いつ
 - いつから
 - いつまで
 - 何時まで
 - 何日まで
 
仕事をする上で、時間軸を持つことはとても大切です。
時間軸を持つことで、スタート(開始)とゴール(締め切り)が明確になるため、全体像が見やすくなり「何をするべきか」具体的な行動を組みやすくなります。
なにか行動をする際には、そのプロジェクトに関わる人数に関わらず、まず第一に「When」を意識するようにしましょう!
Who
- 誰が
 - 自分だけが
 - 協力者は
 
このWhoを決めることで責任の所在を明確にすることができます。責任の所在が明確になれば、自身の役割が明確になります。それにより作業者の重複を防ぐこともできます。
Where
- どこで
 - 場所は
 - どこから
 - どこまで
 
どこで活用することなのかを決めておくことで、ゴール地点のブレを防いだり、ターゲットや活用シーンを想像しやすくすることができます。
What
- 何を
 - 内容は
 
物や事柄を明確にする役割を持ち、問題やテーマ、どの商品のことなのかなど目的の共有をすることができます。
Why
- なぜ
 - どういう理由で
 - 目的は
 - 意義は
 
このプロジェクトに至った経緯を表すもので、Whyを最後まで意識することで、ゴール地点を明確にすることができます。またトラブルが起きた場合などは、このWhyを明確にすることで同じ失敗を起こさないなど、対策につなげやすくなります。
How
- どのように
 - 手順は
 - 処理方法
 
プロジェクトの目的地点からゴール地点までの道のりを明確にすることができます。
道のりが明確になると、時間がかかり過ぎていないかチェックがしやすくなります。
まとめ

仕事をしていると、自分ひとりでは達成できないような仕事も多くあります。
また、ほとんどの仕事が決まった期日までに結果を求められます。
そんなとき、5W1Hを活用することで、ミスを減らし効率的に仕事を進めていきましょう!
