・営業だからパソコンスキルは要らない
・営業はコミュニケーションスキルが全て
・メールができれば困らない
・パソコン作業が苦手だから営業になった
私の周りにもこのようなことを言っている営業が少なくありません。
しかし厳しいようですが、このように考えている営業マンに未来はありません。
IT化が進む現代において、パソコンが苦手ということはマイナスでしかありません。
【パソコンスキルの必要性を全く感じていない人におすすめの本】
これからの社会において、パソコンやスマホが生活の中に当たり前にある世代が多く入社してきます。
その時に困らないために身につけておくべきパソコンスキルをご紹介します。
営業マンに必要なパソコンスキルとは
営業マンがパソコンで作業をすることといえば、
- 見積書の作成
- メールでのやりとり
- 社内報告書
などが挙げられます。
実務でパソコン作業はこのくらいだから、やはりパソコンスキルは要らない。と感じるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?
プレーヤーとして現場営業をしている分には困らないかもしれませんが、現場経験を積み管理者側の立場になると、下記業務も必要となります。
- 取引先へのビジネス文章
- 高度な社内報告書
- 取引先管理台帳の作成および管理
- 部下の管理台帳作成および管理
- プロジェクトの企画書作成
このようなパソコンで作業する機会が格段に多くなります。
これらはプレーヤーとして現場担当のレベルでも作成機会はありますが、管理者ともなると求められる質が異なってきます。
その時に困らないためにも、早い段階から練習を兼ねて作成できるようになっておくと良いでしょう。
営業マンが身につけておくべきスキル
Word(ワード)
文字入力に特化しており、主に文章を作成する時に使用します。
文章の書き出しを揃えたり、段落を分けるなどの機能を使用すると、見た目がきれいな文章を書くことができます。
また、自動で誤字脱字を検知してくれる機能があり、文字入力をしながら間違えを確認することができます。
ビジネス文章(案内文章)や報告書、議事録などの作成に向いています。
Excel(エクセル)
数値の扱いに優れており、売上管理や伝票作成、データ分析などを行う際に使用します。
数値の合計値、平均値、グラフ作成、数値の並び替えなどを簡単に行うことができます。
また、表から項目を参照して別表に表示させるなど便利な機能もあります。
売上報告書、見積書、データ分析を用いた企画書などの作成に向いています。
PowerPoint(パワーポイント)
プレゼンテーションを行う際の資料として用いられることが多いです。
資料の中で文字入力はもちろん、グラフ、画像、動画、アニメーション効果などを使うことができます。
プレゼンテーションの際に資料の役割は大きく、相手への伝わりやすさや記憶の残り方など資料の力が大きく左右します。
重要な箇所を強調したり、アニメーション効果を用いて印象に残りやすくすることができます。
また、プレゼンテーションの発表を行う際に資料をプロジェクター投影したまま、発表者(パソコン側)の画面では事前に入力したメモを確認することができます。
企画のプレゼンテーションや報告会議などの資料作成に向いています。
まとめ
役立つ場面
・ワード:取引先への案内文章、報告書、議事録など
・エクセル:売上管理、見積書、グラフ作成、データ分析など
・パワーポイント:プレゼン資料、会議資料など